姫路がお城以外でまたまた有名になろうとしている。
ニースを観て、ビックリである。
小学校の給食に出てくる紙パック牛乳の飲み方で、
姫路市ではストローで飲むようにとの指導されているという。
それも保護者からの意見だという。
理由は食事のマナーだとの事。
えっ!!!
マナーという理由で、ストローで飲むように教育指導するなら、
最後までしてほしい。
ズルズル音を立てない。
使い終わったストローはゴミ箱へ捨てる、などなど。
というのも、休日の郊外の食堂や、
ショッピングセンターのスナックコーナーなどの足元には、
飲み終わった紙コップやストローの袋が散らかっている。
ちょうど今まさしくこの牛乳の飲み方で、
問題視している親御さんたち、子供たちと同世代の子供たちの仕業なである。
子供が捨てても叱らないし、拾おうともしない。
掃除するのは、店員の仕事とでも思ってるのでしょうか。
それも代金の内だとも思いこんでいるのでしょうか。
学校にマナーの教育という前に、自分たちの行いを振り返ってほしい。
子供は大人の後ろ姿どころか、全身を教育者として見ている。
悪い事をしても叱らなければ、しても良いのだと解釈する。
親は子供の鏡である。
だから敢えて、牛乳の飲み方なんて、どうでもいいと思う。
飲んだ後の始末をどうするのか。
酪農家が牛を苦労して育てている事も教えてほしい。
牛乳が、ここにあるまでの『事』を教えてほしい。
そして最後に、残さず飲み干す事も。
そんなことの方が、余程重要だと思う。
最近のエコブームも何となくきな臭い。
第一国や、役人が何かを始めたら、疑う事を教えてくれたここ10年。
それとともに、国民もどこかが狂いだしている。
責任も果たさず、権利ばかりが大きな声で聴こえてくる。
思慮深く、遠慮深かった日本人はどこへ行ったのでしょう。
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20100408-OYO1T00224.htm?from=main1