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身近な怒りを文字に
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   今日の地元紙の同じ紙面に興味のある記事を見つけた。

そのひとつ。

   開発、運用に128億円もの巨費を投じて作った『放射性物質の拡散試算図』。
2000枚作成され公表されたのはわずか2枚だけ。

当の原子力安全委員会の言い訳が素晴らしい( ..)φメモメモ
『予測に必要な原子炉の圧力や温度、放射性物質の放出量といった放出源情報を入手できず、事故前の想定通りに拡散予測はできなかったと強調している』
また『試算図は実際の拡散状況と異なり、誤解を招きかねない』とも説明。
しかし予想は予想。
だれも100%確定な予測なんて有るとは、思ってはしませんよ。
台風の進路予測だって大幅にはずれている事なんて、常識。
今回の震災にしても偉い先生方の誰も予測していなかったというから驚くけど、
やっぱりなあと思うだけです。
国家から多くの予算を付けてもらって、外したり想定外だというのはまだマシである。
せっかく2000枚の試算図がありながら公表しないのは、『不作為の作為』ではないだろうか。
公表して国民がパニックになるとか言って言い逃れするケースが多々あるが、
知らされないケースのほうが余程パニックにもなるし、放射能事放に関しては、
本人だけでなく子孫代々放射能汚染に苦しむことになりかねない。
そういう意味では、国民を馬鹿にしているし、軽視しているとしか思えない。
まさかそのデーターだけを知っている『一部の人間』だけが、
安全な時期に安全な場所に逃亡するのでは?と疑ったりもします。
この原子力安全委員会という組織は一体どういう存在意味を持っているのでしょうか。
『イエスマン』ばかりの先生方による『国家的企業の存続』にお墨付けを与えるだけの組織。
昔政治家の陰口で『神輿は軽いほうがいい』と昔聞いたこと有るけれど、
まさかこうした原子炉安全委員会の先生方も『軽い存在』なんでしょうか。


   そしてふたつめ。

『紙の上にフェルトペンでじかに記事や見出しが書かれている。壁新聞のような手作りの紙面は“生きてるぞ”という新聞自身の叫びでもあったに違いない』
震災にあった石巻市の地元紙『石巻日日新聞』の事を記事にしていた。
全てを被災し新聞社としての最大の危機に社員たちは立ち上がった。
試行錯誤の末『手書き』で6人の記者が集めた情報を記事にし書き込み、できた紙面は避難所やコンビニに張り出した。
その手作り新聞が米ワシントンの報道博物館で展示されることが決まった。

   地元は全ての人が知恵と体力を使い、その日その日を必死に生きている。
なのに東京の政治家、官僚や今回の東電の原発事故に関係している幹部や関係者の動きというのは、
なぜこうも動きがとろいのだろうか。
どこを見て仕事をしているのだろうかと思う。
わが身の保身?
いやいやこの震災を利用して今まで以上の既得権を増やそうとでも考えているのでしょうか。
現に菅首相の支持率が震災前より若干増えている。
『一兵卒発言』小沢さん。
なんだか表舞台から消えてしまっているけど、今こそ被災地で汗水たらして働けば、選挙民の心を引き付けらるのでは?
その他民主党や、自民党、またそれらから飛び出した議員たち。
一体今あなたたちは何をしているのですか。
国会でヤジを飛ばしているだけが仕事では無いはずですよ。
国会議員とは『国民が平和に人間らしく生活できるように』していく職種なんですが、出来なければ退職されればいかがですか。
その歳費を被災地へ義捐金として送付しても、だれも文句のいう国民はいません。
また議員が多少減ったところで、能無し議員ばかりでは日本の行く末にそう影響があるとは思えません。




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