忍者ブログ 私の中の微風Ⅱ 形ある物はいつか廃れる
身近な怒りを文字に
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    案外簡単な事に人間は気がつかない。

いや気付いているのだが、認めようとしないのだろう。

知識も教養も名誉もある人達は、なおさらのようだ。


   震度6くらいでは絶対壊れないと言われていた原発が、

いとも簡単に見事に壊れ、爆発もした。

そして放射性セシウムを撒き散らしているらしい。

絶対安全だと震災後しばらくの間、

大きな顔をしていた原発推進派の御用学者やコメンテーターが、

最近は全く声が小さく、その存在も今はどこへやら。

今こそメディアに出て、真実を説明してほしい。

またメディアもその言動の真意や真偽を確認してほしい。

自分たちの研究、考えは正しいが、資本主義の社会では、

よく言われる企業の採算性、役所の認可、

大学内での出世や補助金などの規制。

そんなしがらみの為、自分たちの考えや研究成果などを、

企業や原発推進役所の都合の良いように、

緩めたり歪めたりしていなかったのでしょうか。

今こそメディアの前で説明してほしい。

過去の多くの『官製過失』に至っては、

役人や政府官僚なんて自らの責任や過失を認めないし、

退職していたり天下っていたりで、

期待するだけ腹立たしくなるだけである。。

せめて大学という良識の府に、一時期でも在籍していた学者の良識を信じたい。

形ある物はいつか廃れる。

こんな事、ど素人にもわかる。

『驕る平家は久しからず』である。

人間の思い上がりは醜い。

こんな時こそ知識教養や地位名誉のある者ほど、

ときに過失や自らの責任を認めてほしい。

『東電と御用学者と経産省などの談合』『原発村の閉鎖性』『未必の故意』などにより、

数多くの国民庶民が犠牲になっている。

資源の無い国、日本。

地震大国日本に世界有数の源発。

しかし人間の手で、最終処理もまともにできなく、

『核のゴミ』をたらいまわしにするようでは、ご都合主義の骨頂である。

またそんなことも含めての採算で、

原発電力が安いと言ってるのだろうか。

自分たちの都合の良い数字だけ積み上げて、

ベストの電気の確保が原発だと、、、言ってませんでしたか。

しかし本当にそうなんだろうか。

原発立地に多額の補助金や法人税、

電力会社からの寄付もあるという。

また今回の震災での補償など考えたら、

とてつもない金額になりそうだ。

原発事故も当初は、天災だから補償しないとも言っていたようだ。

そしてその結論として、原発事故の補償は税金?

原発を停めて他の発電に変えれば電気代が上がるという。

しかし原発事故がいったん起こった場合のほうが、

国家国民の負担が大きくなると、素人目にもわかる。

金銭的なものだけではない。

一つの町が消えるかもしれない事態もある。

通常民間企業だと、危険な事故等に保険をかける。

個人とて同じである。

その保険費用も企業や個人負担である。

危険すぎると、掛け金が高かったり保険をかけられないケースもある。

原発って保険がかけられるケースなんでしょうか。


   原発は絶対安全だと言ってる人ほど、

案外原発から遠い地域にお住まいなのでは?と疑いたくなる。

いつの世も国家と大企業とは縁のない者ほど、犠牲になる。

原発での下請けの人達といっても、現実は日雇い労働者が多数なんでしょう。

また原発から何キロ制限とか言われても、

色んな事情でその地から離れらない人達もいる。

逆にその制限範囲を信じたばかりに、内部被ばくを受けた人達もいる。

全てボンクラ政治家と、その陰でうすら笑いしている官僚と御用学者。

東電に全ての責任を押し付けている原子力保安院。

管理監督責任や道徳的責任など、どこへ行ったの?

なんだか『警察組織』のような事言ってるが、

本来は認可しているのだから、最も管理責任が有るはずである。

警察面している『保安院』って、いらない組織ではないの?



当初『原発の被害は、即影響はありません』などと、のたまわっていた方々、

メディアの前に出てきて、説明する責任があるのではないでしょうか。

各地で放射能汚染が発覚している現在、

東電の事故責任、

政治家の右往左往ている過失責任、

まさか自分が在籍している時にこんな事故しやがって、と思っている官僚たち。

そして政治家のドン、小沢一郎さん。

今こそ活躍の時期だと思いますが、

あなた達に責任は無いと言い切れますか。

直接なくとも、あなた達の先輩たちがしてきたミスや奢りで、

数多くの国民が人知れず、泣き暮れています。

声無き国民の悲痛な気持ち、わかりますか。

節電と言いながらも、

エアコンの効いた部屋で地デジ化といって浮かれていませんか?!




    形ある物は廃れると自ら記していながら、

この国家とテレビ局の陰謀に乗せられた我が身は、

反省する事多しです。


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